重曹はそれのみで洗濯用途にお使いの時は、pH8.2位のマイルドなアルカリを示し、ウール・シルクなどたんぱく質素材の繊維を洗うのには向いています。通常の洗濯においては洗浄力がやや低いので過炭酸ソーダを添加することでアルカリ度を上げ「漂白・消臭・除菌」と同時に油汚れを落とすのに貢献します。さらに、液体石鹸プラスを入れるますと油汚れの洗浄力を高めることが出来ます。また、プラスを入れますと洗浄力のアップだけでなく洗浄時の摩擦が軽減しますので風合いと色物を洗った場合の白っぽくなる現象を軽減します。洗浄時のグリセリン5ccの添加も衣類をマイルドに洗い上げる助剤として働きます。最終濯ぎに柔軟剤ソフモを使いますと、柔軟効果と静電気発生を抑えられます。 |
洗濯は、洗濯機によって落ちる割合が高いイメージを持ちますが、適切な洗浄剤と水温設定のほうが影響を受けます。冬場の水道水で洗濯機で洗うより、お風呂の残り湯に汚れ具合で適量の重曹等を入れて漬け込み汚れが緩んだら数回押し洗いをするほうが、綺麗になります。ひとり暮らしの方などはお風呂で洗ってしまい脱水だけ洗濯機を活用しているケースもあります。補助的に洗濯機を使う概念も必要でしょう。 お洗濯教室で実際に衣類を拝見させていただいておりますが、2点の洗濯事情が伺えます。 1:汗の成分の皮脂汚れが落ちていない 2:シミが落ち切れていない これらを解決するには・・・ 1)毎回、過炭酸ソーダを入れてアルカリ性を高めて40℃の温水で洗う。5kg洗いで大さじ1〜2杯。 夏場など汗を多くかく時期は、過炭酸ソーダを3〜4杯 2)液体石鹸プラスを入れて油脂溶解力を高めて洗う。5kg洗いで大さじ1杯15cc 3)水温を40℃で洗う(白物・淡色物) 色物は、30℃で洗うと染色が出にくい 4)汚れがきつい白物・淡色衣類は、バケツに50℃のお湯の中に過炭酸ソーダ大さじ1杯 プラス大さじ半杯入れに漬け込み、その後、他の衣類と一緒に洗濯をする(Tシャツ3枚程度の量) これは便利! 重曹4:プラス6の割合で混ぜ合わせた洗浄剤 広口の容器にプラス30ccを入れ、重曹を大さじ2杯を4〜5回に分けて混ぜて下さい。 ジェル状の洗浄剤が出来上がります。固い場合は、プラスを10ccほど増量して下さい。 ブラッシングに最適です。その他、食器洗い・浴槽洗い等にもお使いいただけます。 |