最近のエコブームで紙おむつより布おむつを使うお母さまが増えて参りました。おむつは、蛍光剤で染めて製 造することは禁止です。購入したときは蛍光剤で染められていなくとも、市販の合成洗剤で洗浄しますとほと んどが蛍光剤が含有しているため染めてしまうことになります。蛍光染料が入っていない重曹をベースとした 私共でお薦めしているレシピで洗うと安全です。 |
バケツに半分の50℃のお湯を注ぎ、過炭酸ソーダを大さじ1杯と液体石鹸プラスを入れて、使ったおむつを固 形物を取り除きそこへ漬け込みます。5〜6枚溜まったら、また、50℃のお湯を注し過炭酸ソーダを1杯入れて 一日の後半のおむつを投入してゆきます。その後、お湯を切って洗濯機に入れて他の衣類と一緒に入れて、通 常の洗濯をします。当店オリジナルの柔軟剤「ソフモ」は、安心してお使いになれますので、20〜30cc入れ てリンスをしてください。 |
水道水には消毒のための塩素が入っており、赤ちゃんのデリケートな素肌を刺激します。ベビーバスは50L程 入りますので、お風呂の4分の1が適量となります。重曹小さじ2杯、クエン酸ふたつまみ、グリセリン2ccを 入れて沐浴してください。保湿が得られ、軽い汚れでしたら沐浴で落とせます。重曹小さじ2杯にキトサンジ ェルの原液2cc入れての沐浴もお薦めです。 |
キトサンジェル&ムーモの20倍水溶液をスプレーしますと安全です。 アルガンオイルを使いますと、べたつきのない優れた使用感が得られます。 |
ボールに50℃のお湯を3リットルほど注ぎ、過炭酸ソーダを小さじ1杯入れそこに哺乳瓶を漬け込んでくださ い。3〜5分漬ければ酸素の力で除菌されます。その後、水で濯ぎますが、熱いうちに濯ぐと割れることがあり ますから30℃以下になってから濯いでください。また、素材には軽くて割れにくいことから「ポリカーボネー ト製」の哺乳瓶が多く見られますが、熱と乳脂肪酸の影響で素材が溶けてこないか心配です。ガラス製なら安 心して使えます。 |
日本古来から存在する和綿をオーガニック栽培して、それを紡いで糸にして生地にして布おむつを作ることが 出来たら、さぞ、優れた布オムツとなることでしょう。埼玉県白岡町に平成22年5月下旬に種を撒きました。 10月下旬には収穫しました。小さい作付け面積ですので商業ベースになる量は収穫できませんが |
休耕田などを借りて多くの種を植える。 賛同者を募って栽培し、収穫後、綿と種をより分ける。 紡いで布にして生地にするところは専門の会社へ任せる。 生産コストはかなり掛かり価格は高くなることは明確ですが、原綿価格はここ数年で5倍ほど急騰しており、 和綿を小規模生産することも採算ベースに乗ってくる可能性もあります。販売後ユーザーさんが大事に使用し コンディションにより買取システムやレンタルなどで負担を軽くする。重曹をベースとし過炭酸ソーダを使い 除菌・漂白を前提としたお洗濯をし続けることで次の方も安心して使うことが出来きます。 おむつを使い終えたら回収して畑に埋めます。地中のセルロース分解酵素によってまた土に戻ります。 まさに循環型エコシステムとして素晴らしい生活文化が広がるお手伝いが出来たら本望です。 |