汚れが落ち切れなかった衣類を過炭酸ソーダとプラスを用いて50℃で洗うと大変綺麗になることを お伝えしておりますが、食材もこの温度で洗うとメリットがあることが最近話題になっております。 水温計がお手元にあれば利用しましょう。 |
葉物野菜 |
新鮮な時はそのままでも良いですが、少し経って張りが無くなったものは効果的! ボウルに50℃の温水を溜めて2分ほど洗う。量が多い時は時間が経過すると水温が下がりますので、 水温計を見ながら差し湯をして50℃に調整します。ほうれん草は、新鮮でもしなっとなったものも えぐみ取りの目的で洗うと良い。なお、重曹を入れて洗いますと浸透力が強いので腰が無くなって しまいますので入れないで行ってください。 |
お肉 |
お鍋に三枚肉を入れた時にアクが浮いてしまう経験を持たれた方は多いことでしょう。 切り口が酸化していることが原因でこれを取り除くために50℃のお湯でしゃぶしゃぶ洗いをしてか ら調理するとかなり削減されます。鶏肉・牛肉・豚肉のブロックは、時間が必要で2分は50℃で漬 込み洗いをしてください。洗浄後は、すぐ調理をして使い切ることが大事です。 |
魚貝類 |
魚も肉同様切り口が酸化して生臭くなった状態で、50℃で洗浄すると旨みも増します。 その後、焼いたり煮たり調理していただきますと美味しくいただけます。 冷凍物は、冷たいので漬け時間は長くなります。大きさによりますが5〜8分ほど解凍もしながら行 い、氷でしめて水気を拭き取って召し上がってください。生マグロは、20〜30秒の短時間漬け込み してください。白身の刺身は、油が少ないのでそのままでもよろしいですし、お好みでまな板に乗せ ペーパータオルを掛けサッと湯引きをして頂くのもよろしいかと思います。魚のアラは、かつてから 一度お湯で臭みを取ってから煮たり焼いたりしていることを皆さん実践されていましたが、これを行 うとほとんどの食材に効果的ということですね。あさりなど塩水につけて塩抜きしますが、50℃の 温水に漬けます。時間は、数個口が開いた時までです。すじこやいくらやたらこは、これから方法を 見出してゆきたいと思います。塩との併用も効果的かも知れません。 |